第20回構造動作トレーニング(私の15回目?)
この間の日曜は構造動作トレーニングは股割チャレンジセミナーの方に参加。
前回参加のとき、少しでもダメな姿勢をとると背骨周辺が痛くて、それからいったん股割の動きを試みるのははやめて、腹圧と足指を握る、というトレーニングだけにしていた。
去年の6月以来の背骨周辺痛。腰椎のわりに上の方のいくつかだと思う。そこは前屈とかで動かしちゃいけないとこなんだが、動いてしまってる。股割のときに、股関節を動かせずに、そこで無理に前へ行こうとしている結果だと思う。
今回のセミナーは、基礎的な説明が多かった印象。ハードに動いてみる時間はそれほど多くなかったので、痛みが酷くなることはなかった。まあ、自分の動きかたも少しずつ無理のない、というか、よく観察して動く感じになってるのもある。
さて、このところの展開。できるとこから、ということで座ってる時なんかに股関節で動く(つまり前にお辞儀する)みたいな動きをじみにやってみる。ゆっくり走りはぽつぽつ続けてる。これの方はもしかしたら、こういうこと?っていう展開があって少しうれしい。はずむように、とか、そもそも「走る」って事自体を誤解していたようだ。「まだ蹴ってる」といわれ続けている私だが、前回のセミナーの時、前を走っていた方が、走り終わったあと、すごく感動的に「わっ、なんだこの感じ!体が前にすごくすすむ!かるい!!」と言っていたのだ。後ろの私は走ってる最中(いくらなんでもそれじゃあ「走ってる」とは言わないんじゃないの。)と思ってみていたのに、だめなのは私の方だったのだ。
それでその後、その方の動きをまねてみた。自分としては、これじゃ走ってるとは言わないんじゃないの、くらいな柔らかさ。そうしたら、終わった後、なんかふわーっとした感じがあった。かなりうれしかったが、その次の日はそのつもりでやったのにだめだった。それが何回か続いて、昨日はまたいい感じがあった。今日はいまひとつ。なかなか感覚が安定しないけど少しずつ感じがつかめてきたとは思う。
2012年1月26日 本の場 | 個別ページ | コメント(0)
カッターの使い方
今度の本「手づくり製本の本」で基本技術のコツを説明したのだが、なかなか書き尽くせないし、意外に写真がはっきりしないところがあって、思っていたよりわかりにくいかもしれない。
同じ本に出てる赤井さんが、最近指を切った話を書かれていて、あらためて安全対策を書いた方がいいかな、とちょっと思った。
赤井さんのところに書き込ませてもらったのは以下のような感じ。
「安全対策大事です。私も自分の教室を始めた直後に大きく指を切ってしまい、いろいろの対策を考えました。特にボール紙をどう切るか、また、切ってもらうか、は課題でした。
切り込むにつれて、刃が嵌ってしまい動かすのに力が必要になるのがこまる、ので薄い刃がいい、という考えで、私はNTのPRO H-1を使うことにしました。これは0.25ミリの刃厚。(一般的なカッターは0.38、大型のものは0.45)
それでもずっと定規を押さえて切り続けるのはつら過ぎます。左手の力がもちません。
そこで、定規は切り込みを入れる時だけつかうことにしました。普通の紙を切る要領で2〜3回切り込み、そこで定規を外します。
あとは、フリーハンドで切るのです。カッターはしっかり握る持ち方に変えます。カッターの刃が垂直になってることを意識して、切ります。刃がすーっと、止まらないくらいまでしか力を入れないように。力を入れすぎるとすぐに刃がつっかえて止まります。止まるとまた動かすのにすごく力を入れなければなりません。しかも止まったところには刃先が嵌るくぼみができてしまってるので、またそこに嵌ってしまいがち。
左手は定規があった時と同じ場所を押さえるのではなく、向こう側を押さえます。カッターの動くのと逆の方を押さえるということ。カッターの向こうに左手があるので、左手を切るおそれがかなり少なくなります。(最初に刃を入れる時は仕方ないですが。)
これでかなり楽に切れます。慣れれば。
カッターの刃の厚さなどについては好みの別れるところだと思います。同じ上のような切り方でも0.45の刃厚の方がカッターが安定して切りやすいという方もいらっしゃるし、私もはじめは0.25にこだわってましたが、普通のカッター0.38で十分な気もしています。ただ、ストッパー無しのもの(刃を持ってひっぱると刃がでてきてしまうもの)はボール紙の場合は適しません。」
上記はボール紙のカットについて。
他に私の今のカッターの安全対策としては、
1、ステンレスの定規と同じ厚さのプラスチック板などをステンレス定規に接ぎ貼りして使うといもの。セロテープなどで両面から貼るのだが、こうすると押さえる面積を増やせるのでよい。
2、土手を貼る。使ってる定規のへりに10ミリ×10ミリなどの木の棒を貼る。
これを乗り越えて来る刃はそうそうない。
といいつつも、2、についてはカッターの刃のあて方が間違ってると全く有効ではないので注意が必要。間違った刃のあて方、とはどういうことか、というと、
ということ。
私が思ってるこの「基本」が、わかりづらいのではないかと思う。というのは厚みの厚い定規などを使ってカッターで切る、ということが普通なかなか無いから。(私に限って言えばよくあることなのだが。)
で、×の方の刃のあて方をすれば、上のように土手を付けてもかえって危険になってしまう。刃の上の方が、木の棒の上の方にひっかかって木を乗り越えてしまうから。
というわけで、説明むずかしい。(動画があるとまだいいのかも知れないが、やり方がよくわからなくて・・・)
2012年1月25日 本の場 | 個別ページ | コメント(5)
『手づくり製本の本』まもなく出ます
去年後半取材を受けた、「手づくり製本の本」(嶋崎千秋著、誠文堂新光社刊)がまもなく出ます。アマゾンにも表紙画像がでたので、お知らせ。アマゾンでの紹介文は以下。
「製本作家の作る、中綴じや和綴じなどの製本作品から、かわいらしい豆本、プロダクトデザイナーやコラージュ作家が作る製本作品まで、計9名の作家さんの作る、いろいろな手製本を紹介。実際に使っているものや思い出深いものなども含め、ジャンルを問わず掲載しています。さらに作家さんのお気に入りの一品の作り方を手順を追って写真で解説し、実際に作れるお役立ちの本でもあります。製本を行う際に知っておきたい、基礎知識や本の名称などもわかりやすく解説した、製本好き必見の書籍です。」
私は、「製本作業のコツ」みたいのも紹介させてもらいました。
幅定規だの、紙定規だの、結構マニアックかもしれないものも載せてくれて、楽しかったです。
表紙も私の製本の写真でうれしいです。
是非見てみてください。
2012年1月10日 本の場 | 個別ページ | コメント(3)
年末、年始
一週抜かして、すっかり間が空いてしまいました。
何をしていたかというと、ほとんど片付け、整理。
年末は無印良品でアルミ伸縮ポールと先に付ける、フローリングモップを買ったのだが、
これが、すごくよい。感動した。
ウェットティッシュタイプの不織布や、ドライタイプのシートが付けられるようにできてるのだが、使い古しのタオルを2つや3つに切ったものもつけられる。
すぐにたまってしまう床のほこりをらくらくとれる。朝にさーっと床をなでておけば、前日に出たほこりが床に沈殿(?)していて効果的、とテレビで見たので、毎朝やってる。
冬は衣類から沢山綿ほこりが出るのと風が吹いてチリも入ってきやすいのか一日で驚くほど取れて、きれいになった感の満足度もかなりある。
教室用にも買おうかと思ったが、古い化学雑巾モップのモップ部を捨てて長方形のプラスチック板をつけて、タオルをクリップで付ければ、同様のものができた。部屋や階段のコーナーやスミが、手ふきより全然すっきりとふける。
こんな感じに。
雑巾がけのように力がかからないで、表面にあるほこりだけを吸着するので、すすぐのも振り洗いでほこりがとれてよい。よごれたタオルはいっぱいあるので、使い捨てシートを買う必要もない。
さて、お正月は自分と妻の実家で兄弟や甥や姪と沢山食べて飲んで、をした。
大船渡の弟夫妻もとりあえず元気で(しかし、ハードワークで疲れているようではあった)酒を飲んだ。被災した工場の写真なんかも見せてもらいながら(経理用の写真なので全然雰囲気が伝わらないけど、と言ってたが)。アマタケ、という鴨や鶏を作ってる会社。鶏肉おいしいです。少し高いですが。東武ストアや小田急ox、ゆりストア、オリンピック、クイーンズ伊勢丹、なんかで売ってます。「南部どり」応援よろしく!!
5日からは教室開始。やっぱり楽しい。
8日、9日は、ヒッポの富士山合宿で息子と二人で御殿場に行く予定だったが、彼が7日から発熱。インフルエンザA型とわかり、残念だが、キャンセル。すぐにタミフル処方されたが、39度5分を超えるくらい熱がでて、下がったのが昨日。妻と娘は温泉へ行ったので、2日間、だらだら看病しながら、リビングの整理と確定申告の入力。IKEAで入手したいろいろを装着したり、やたらに洋灯吊をつけたり、引き出しにボール紙を敷いたり、リモコンやお弁当袋の箱に仕切りをつくったり、そういう細かいことをやった。おかげで少し片付いてきた。教室も何年もかかって少しずつ片付いたので、自宅も少しずつそうしてる。(テレビとか本とかだと、な〜んかすぐに片付きそうなことを言う場合が多いけど、無理だよ。)
学校は今日からだけど、うちの子の登校は木曜から。まだ、(好きな)片付けができる。ああ。