昨日の日記コメントに自分で書き込んでいたら思い出した。
今、けっこう自分は手が動くようになっているんで、みんなは私が子供のころ工作少年だったろう、とか思っているんだけど、違います。
読書少年ではあった。
ものを作るのに目覚めたのは、製本の弟子をやっている時。
「製本は難しいから、まず、工房の棚とか道具入れとか作って。」
と師匠に言われて、師匠自作の箔押し道具入れを見せられてそれと同じものを作ったり、机の下に棚を付けたりした。
どれもベニヤを釘とボンドで組み立てる単純なもの。
それが目から鱗、だった。
「箱」とか「棚」って自分で作れるんだ!って。
それで自分のアパートの冷蔵庫の上にベニヤで箱を作って、同じ色に塗ってみた。2ドアだった冷蔵庫が天井までとどく3ドア状態。
調子にのってワードローブ(というかタンス)の上にも同じことをやった。
そうしたらもの凄く部屋が狭く感じて、すきまっていうのも大事なんだな〜と思ったり。
でもとーーっても面白かった。28才のこどもだったね。
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