実家の古い家に新しくつけた棚を古い家を壊した時に壊して、その廃材で作った、箱。というか自分では腰掛け。
かっこいい椅子には反抗したくなる。
単に、ブランドアレルギー、というか恐怖症なのかも。デザイン史にかがやく椅子の数々が、怖い。転じて、かっこいいことが嫌い。
人間工学はきらい。
なにもかも使いやすいこと、が、きらい。
畳でいいじゃん、と、現実にはいすの生活しながら思う。で、うちの食卓の高さははんぱな高さ。それに合わせて、腰掛けを作った。あぐらをかきたいときも、腰掛けたいときもあるから、箱だったら置く面を変えれば高さが変わるからいい。
写真は腰掛け用の状態。丸い穴には尾てい骨が嵌る。または持ち手。革の丸六つの面を下にすれば、あぐらまたは正座用。この時は座布団も敷く。
自分では「よくできました」と思ったが、妻からは「子供が、机で本を読まなくなった。床でごろごろ本を読む。背もたれがないからだ。」と非難された。
障害のある方へのユニバーサルデザイン(と、この場合呼べるのか?)は必要だけど、健常者には逆に「楽をさせない」デザインが必要なんじゃないか。駅でみんながぼーっとエスカレーターに乗ってると、なんかいやだ。
自分って矛盾に満ちている・・・・・
みんなが使いやすいものってできないな。
コメントする