きのうは午前は「手で作る本」の続編の打合せだった。この写真のテーブルのようにカオス的状況。
でもなんとなく方向はみえてきた。綴じ方とか接合とかのアイデアと、使う場面と、作例としての見ばえとのコンビネーションが求められるのだが、こればっかりはどんどん作るしかない。
それとは別に昔やった「綴じ付け製本の工程」の展示。これも小冊子化を考えている。で午後は知り合いの印刷屋さんに相談に。
そこで糸綴じの良さを言われた。
機械製本の糸綴じは固める糊(ホットメルト)とのコンビネーションによって力を発揮するんだな〜と再認識。無線のものより奥まで糊を入れなくてすむので開きがよくなるようだ。
手製本はどうする?って、また、思ったよ。
で、「本の作り方」池上幸二郎、倉田文夫 主婦と生活社
を眺めていたら、もういろいろ自分の落ち度が見つかって・・・
「手で作る本」の参考文献でもあったのにいったいどこ読んでたのって感じ。
あ〜あ〜ぼろぼろだな。
(たとえば四つ目綴じのとじ終わり、糸を横に抜いてのり付けしてから中に挟みもどしています。こうしないとやっぱり糸が抜けちゃうんだ。書いてあるのにね。)勉強不足は毎度のことだが。本になってるとみんなに迷惑だし。
でも「その時の自分」だから仕方ない。なんとかして次によくしていくしかない。なんらかの方法で。
コメントする