2008年12月 8日|ブログ|個別ページ| コメント(0)
先週は木曜に、大学の授業を一つ。(木曜は普段は自分の教室曜日なのだが。)定期的にやっている授業は今は一つもなく(これまでも大学では、ない。専門学校と、カルチャーのものを以前やっていただけ。)簡単にハードカバーの作りかたを説明しながら作ってみせるデモンストレーション。手を動かしたり、物を見せたりしないと、本当に間が持たない。一人で何時間もしゃべるっていうのは普通はないことなので、かなりプレッシャーだった(まあ、作った本を持って行けばいくらでもしゃべれるとは思うのだが)。3時間そういう「講義」したのって何年ぶりだろう?意外にはやく時間がたってしまった。自分がなんで製本やってるか、みたいなとこから入って、薄手1ミリのボール紙に紙を糊で貼ってみせて、そりをみせながら紙の目の説明、綿テープに白紙をとじ、それを角背のハードカバーに仕立てながら、カッターの使い方やボール紙のカットについて説明、などなど。作業しながらだと、説明に見落としがないのでいいかなと思う。作品、作例もたくさん持って行ったんだがそちらについては少しだけしか時間がなかった。自分は興味を持たれてるのかどうかちょっとはっきりしない。
先々週からめずらしく授業とワークショップ続き。まあ、あまりさえない。
というか、何か作ってないと、冴えない。
それから、来年6月と9月の日曜に一回ずつ、池袋西武のコミュニティカレッジで講習をすることになった。封筒の本(段ボール使用バージョン)とロングステッチの革ノートをやる。(ルリユール工房とは別のアートのカテゴリーでの開催)何回か連続のものがどうも苦手。1回ずつ終わるのが気分的にいいな。告知はあらためて。
コメントする