2008年12月28日|ブログ|個別ページ| コメント(0)
きのうは今年最後の自分の教室の日。みんないろいろのものを作っているけれど、自分自身のものではなく人から頼まれて作っている人も何人かいる。kさんは、頼まれた写真+直筆詩のアルバムを100冊作るのに挑戦中。先週最初の6冊を納品してとても喜ばれたとうれしそうに言っていた。
サイズも大きくて素材も和紙で表紙を作ったりとても難しい作業。それほど経験を積んでいるわけではないKさん、ともかくトラブルの連続なのだが、自宅で夜中にやりながら「あーだめだ、どうしよう」という状態と、翌朝乾きあがってみると意外に「うまく行ってた。大丈夫だ」という感情の上下動がなんともうれしい、と話していた。パソコンに向かっての仕事だと、シミュレートして予測が可能なことも多いのでなかなかそういう経験が得難い、とも。
私も作例を作ってる時はまさにそういう興奮状態だな〜と共感する。次の一手を下すと、どういう状況になるのか、という緊張感と、判断してそしてそれがうまく行った時の快感のために作業が続けられるんだろう。(それだけに、ルーティンになった時のモチベーションが保ちにくい。ああ。課題。)
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