って、テーマだなー。
自分が好きなこと。混ぜるともとのものと違うものができるのが面白い。
過去の人のやったことから学ぶわけだよね、何をするにしろ。あるいは周りに居る人がやってることからも、学ぶ。で、一回自分の中に入れて、自分と混ぜて、出す。あるいは学んだものどうしを混ぜて、出す。どう混ぜるか、って考えるのが楽しい。
インターネット普及や、実際の物や人が簡単に移動できるようになったことで、世界の中は、いろんなものが簡単に混ぜられるようになってる。長ーい歴史時間をかけて、ここにやってきた生き物としての自分と、即座に行けるいろんな場所や人の考えや、が混じる。
クチン名物のフィッシュヘッドカレーは、中華の食堂で土鍋でぐつぐつしながら出て来た。私がときどき作ってる味噌汁カレーのココナッツミルク(パウダー)+ツナ缶バージョンととても似ていた。
何故マレーシア行ったのか?ホストのリャウさんの言うように「縁」あって、ではあるのだが。今後、もっとその意味が明瞭化されてくると思う。
ヨーロッパはもういいよ、という気持ちは強かった。
伝統的なものは「いい」から、もう「いい」。ピュアなものでないものに興味がある。
(漢字にかなを混ぜちゃう、日本のご先祖の感覚、Love!)
世界の何処へ行っても伝統文化は観光資源化されて展示されてる。ボルネオの首狩りも。で、「貴重な伝統文化の保存、とか保護」っていうことはあまり興味がないから、観光資源化されたそれらはそれなりに見て楽しむし(ディズニーランドに行くのと同じですね)、(例えば)すっかりアメリカナイズされた現地人の生活、というようなことにも興味を感じる。それでも変わらないものだってあるだろうし、「今の暮らし」に興味がある。
移民、たくさんの外国人が今日本に住んでて、(自分にとっては、)まだ混じる前な感じ。ピュアはひ弱だと思う。「純粋」に魅力を感じない。あまりに解りやすすぎる感じがする。
ネットと流通の爆発的拡大、普及で、どの町もどの人も、ローカル色が弱まった。そこから新しいミクスチャーを作るのが「いい」ことだなと思う。
フワフワとしたアイデンテティ。流動してるけど、まちがいなく、自分。それは、生きている、いい感じ。伝統を失っているからできる、いいこと、もまちがいなくある。
味噌汁カレーに説明が無かったです。
私は毎朝、具がたくさんの味噌汁を食べます。出汁はにぼしと昆布。少し残ることが多いので(というか多めに作って残すのかも)、自宅で仕事をしている私のお昼ごはんはこれを改造したものになります。
・ご飯と卵を入れておじや(これは一般的ですね。)
・インスタントラーメンをそれで煮る。または普通にゆでたうどんやそうめんやそばなどを入れて食べる。
・キャベツなどを刻み入れて、粉を入れて、お好み焼き風。
こういった味噌汁改造の中で一番頻度が高いのが「カレー化」です。
単に市販のルーを入れるだけのことも無くはないのですが、
だいたいはカレー粉(おみやげでもらったりしたカレー粉やガラムマサラがたくさん在庫してる)を入れる前に
・ショウガをおろして、ヨーグルトや、ジャムを入れる。
・さらにクミンとコリアンダーを砕いて入れる。
・余ってる漬け物やサラダの残りなどをはじめ、前日の夕食の残りなどを入れる
・ココナッツミルクパウダーやツナ缶を入れる
などをします。ココナッツミルクパウダーはお菓子等に使ったはいいけど、余って古くなり捨てるはめになるので、なんとかそれを避けようと入れてみたのですが、それだけでぐっと本格的なカレーになります。甘み、酸味、塩味を調整するためにいろいろなものを入れれば、ほぼ、だいたい、おいしいカレーになります。
クミンやターメリックやコリアンダーがカレーの色と味を作ってる主役なんですが、なんでもおいしくしてしまう、これらのスパイスって本当にすごい。
先生~、味噌汁カレーの内容が怖いけど…美味しそう~。
家にそんなに香辛料が無いですが、試してみたいです。
ヨーロッパはもういいよ…って部分がうけました(笑)。
私も時々カオスなものに惹かれます…。
「グローバル化」するために一生懸命、欧米化しようと努力しても、届かないな〜って思ってるうちに、中国やインドに抜かれて・・・
カレーの味はすべてをチャラにしてしまうような・・・
世界を制覇するのはやっぱ、インド?
いやいや、そういうアバウトなことを言ってはいけません。「カレー」って何?だし。香り的にいちばん目立つのはクミンだと思いますが。
「ヨーロッパはもういいよ」感、というのは、多分、明治から150年位もよーく見て来た感じが自分のイメージとしてはあって、それに比べて、「アジアのことを見てないな」感がだんだん感じられてきたのです。
文化は高いところから、低いところに流れる、水のようなもの、ではないとも思いたいし。それぞれの特徴を尊重する態度をできるだけ、得たい。きれいごと、八方美人、ですが。
子供には子供のすごさが、老人には老人でなければできないことが、あると思う。
で、今しかできないこと、自分しかできないことをやって、棲み分けていくようにしたい。それが、自分の戦略ともいえない、戦略です。
「みんなといっしょは、ヤッ!」が、自分としては協調の道なんだよね。