このところ、たまっている片付けをしている。身体の動きのことを味わいながら、掃除したり、洗濯したり。
洗濯しても、着て少し汗をかいただけですぐに臭ってしまう。
一度そうなってしまった、シャツは、復活不能。漂白剤で消毒、みたいなつもりで漬け込んでも効果なし。去年、煮るのを試したがだめだった。この間、そういえば、低温でも長時間する殺菌があったな(パストリゼ?だっけ、牛乳なんかの風味を落とさずに殺菌するやつ)と思い当たり、煮沸に再挑戦。沸騰で15分やったところ、改善がみられた。
しかし、買ったばかりのものがすぐにだめな状態になる、というのが、自分がよほど加齢臭なのか、と思っていやになっていたが、家族全員の洗濯ものがその状態であるのが判明。ということは、洗濯機。でも洗濯機も塩素系のもので12時間とかかけて、殺菌してる。
でもやっと原因がわかった。
結局、汗をかいたものを手ですすいで、洗濯機に入れるのはいいけど、そこでタイマーで翌朝に洗い上がりの設定をして、槽の中でむれむれになっちゃうのがいけなかった。うちの室内温が高いのを思い当たってなかった。馬鹿みたいである。
それで実験。新しいTシャツをそれだけは手洗いですぐに干す、というのをやってみた。今、ひと月以上たってるけど、見事、すぐに臭い出すということはない。
当たり前のことだけど、むらしている状態で、「すぐににおいだす」という状態が新しい服にも移ってしまうのだ。
つまり、洗濯機の使い方がまずく、投げ込んでスイッチ入れるだけ、というような自分のだめな態度が、臭い服に反映されてしまったというわけだ。
いつも丁寧な仕事をね、な〜んて偉そうなこと言ってる私が、これはたいへんにだめじゃ〜ん。(実はそんなことばかり。くそ。なんとかしなくちゃ。)
今日も自分の汗かきTシャツを手洗いしながら、こういう時にどう身体を使ってるかをよく省みて改善していけばいいんだな、と思った。
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