サイエンスカフェ、という試みの記録。サイエンスカフェ、は、市民が、科学者を囲んで、自由に話したり、質問したり、という会、というか場。二人の著者は遺伝子や脳科学の専門家なので、その話題を少し話してもらったところで、参加者が意見や質問をする、という形になっている。
ヒッポの大ちゃんが、この酒井先生の講演がある、ということで、読んでみた。う〜ん。
なんとなく、わくわくしない。なぜなんだろうか。
分かる、っていうことについての部分はそれなりに面白かった。
「言葉で分かる」でない「身も心も分かる」ところへ、連れてってくれそうな、武術の本ばかり読んでいたせいかな。
なんとなく、楽しめないのは、自分が感心を持っている身体感みたいなところがずるりと抜け落ちてるせいなのか、科学者という頭のいい人に引け目を感じるからなのか、そのへんがよくわからない。
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