2009年12月20日|ブログ|個別ページ| コメント(0)
韓国の金さんの本をみたり、うちの教室の生徒さんがフリッカーっていう画像専門のネット上のところにブックアートでいろんなものが出てる、とかいうことを教えてくれたり、静岡やうらわの美術館でブックアートの展示がされていたり、作家さんの個展やグループ展もブックアートのものが、本当に多いです。
そして製本の技法書も豆本含めて本当に沢山でて来ました。
時代は急速に流れていて、私もその流れの中で、上になったり下になったり、あっちむいたりこっち向いたり。
私がブックアートをあきらめたのは多分7〜8年前ですか。
逆立ちしたり踊ったり、おめかししたり、しかめ面したり。いくらでもやりようはあるとは思うのですが、「僕は普通に本が読みたい」人なんです。
そしてもしも、自分がアーティストだとして、「アートする」としたら、「本」という枠の中でやるんじゃなくて、「本」というような枠を作るのがやりたいんです。本という枠が魅力的なだけで、その中で表現してるものにはあんまり興味がありません。
で、来年は、もう少し、「読む」という行動をしている時の、気持ちを大事に、普通に、本を製本したり、読んでるその場を考えたりしてみたい。そして、本をとっとくその気持ちについて、考えてみたい。
まあ、なんのかんの言っても、「混雑」がきらいなの。
混雑してきたら、どっかへ、こっちが移動するのです。
ほなさいなら、オルヴォア、トゥルモン、アディオス!
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