水曜日はだいたい隔週で、太極拳のあとに「気を学ぶ」の授業。
(この「気」は怪しい「気」ではなく、中国医学で基本となっている「気」という考え方を学んでいくものです。)
45才をすぎたら「初老」です。
とは、O先生のお話。身体の曲がり角の一つのようです。
灰色の脳が、透明な液体の中に浮かんでいて、それはそれは美しいものです。
とも話す、O先生はかつては病院に勤務したり、開業をして治療をするお医者さんでしたが、
予防の方へ足を踏み入れ、今はこの方の指導(つまり気功の指導)だけに専念しているという方。
最近の胃の不調(年末の内視鏡で「びらん」だった)はやっぱり、年のせいで体に無理がきかないということなんだろう。
胃が「乱暴な扱いはもうだめよ」というシグナルを送っているんだろう。
初老だもんね。
脳の話は、そんな美しいものも自分のなかにあるのに、見る事はできず、また、そんなものが働いて「考えたり」「動いたり」「感じたり」してるのにそれを自覚はできない、っていうのが、おどろき。このキーをうってる手だって、その中で実に精妙なことがおこなわれて、そういう動きをしてるのに、中を見る事ができず、しかも何がおきてるのかは自覚できない。
そう思うと、本当におどろきだ。
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