「スモールイズビューティフル」を読んでいる。
数値をとばしながら読んでるのでよくないと思いながらも。
自分が今関心のあること。
身体のことを云々(骨盤おこし、など)しているのも
怒っちゃいけないな〜と心のことを云々している(アボムッレ・スマナサーラさんの「怒らないこと」を読んだ。「怒ってる」という状態を観察する瞑想(という言い方は方便、だそうだが)があるというのにへーと思った。身体を観察する骨盤おこしと共通するものがある。)のも
手と頭をそして身体を使って作業しなきゃ、と言ってるのも(自分の製本教室)。
なんとなく「そういうことが必要なんじゃないか」と感じてるのが、なぜなのか、その総括的まとめがこの本の中にはある感じがした。1973年の本だ。
工業化し、全員が消費者化した社会では身体を上手に使う必要がないから身体の能力が低下してしまう。労働がいや働くことが、身体を上手に使う必要があることだったならば(土田昇さんの穴大工の話を思い出した)、身体を動かすこと自体が自分を成長させ、楽しくもあるだろう。
心の欲望の抑制を取り払うことであまり要らないものにまで欲望をかきたてられる。一度抑制を取り払われた心は、薬物中毒のように、欲望をあおりたてて競争に励む。満たされることがないから「もっともっと」。
(ほしがりません、勝つまでは。が、消費は美徳へと。そして・・・・・。やっぱり社会全体がかもしている雰囲気に強力に影響される。)
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