先週は、仙台の生徒さん、教室にいらっしゃいました。
やっぱり最初の1時間くらいはしゃべってしまった。
うちの教室では、去年の教室展示をきっかけにメーリングリスト(というのかな)をやりだしています。
結果、どんな人が教室に来てるの?(1クラス3人だから他の時間の人のことを知りにくい)とか、興味が近いわけだから、注目の展示の情報とか、その感想とか、いろいろの情報のやりとりが活性化しました。
今回の災害でも、仙台のMさんがみんなに心配されたのですが、
普段からたくましいとは思っていたが、こんな時こそやっぱりね〜、という様子に、逆にみんなが元気付けられました。
大地震の前日かそのくらいの震度5(?)くらいの地震で、専門家がテレビで「これでしばらく宮城沖の大きな地震はないでしょう」って言ったのを聞いて、おかしい、絶対違う、って思ったんだって。川が濁っていたし、鳥の動きが普段と違っていたから、だって。
それで風呂の水をはって、夜中にコンビニで水を買って、避難用リュックを玄関に置いて、翌日出勤。で、地震。その夜もカセットコンロでご飯をたいて知り合いにおにぎりを作ってあげる余裕はあった、と。
その後も夜中に懐中電灯で街の様子を見てあるいたりして、状態を把握。
ネット情報で、みんなが同じことを同時に知り、お店などに集中するより、携帯を持たない彼女は足で稼いだ情報で一歩早く動く事ができ、それがものすごく有効だった、と。
ガソリンを求める行列に横入りする人に注意をして活を入れたり、
知り合いのうちにコンロと水をもって、出張炊き出ししたり。
本当に、すごいな〜と思いました。
自分にとっては、
平常心を保つのにどうしたらいい?っていう問題です。
平常心が無かったら、もうなんもならんです。
というか普段からの練習というのか、いつもそうしてる、っていうのかそういうのが大事だな、と思いました。
すぐに我を忘れちゃうからな〜私なんか。で、人と比べて全然ダメな部分でも、自分としては前よりはましになったな、っていうように自分をほめながら、少しでもましにしていくしかないね。自分がどういうダメさかとちゃんと自覚して。(これがつらいから進展しないわけですが)
ちゃんと自分で考えて、ちゃんと仕事してれば、ちゃんと生きてるってことですね。
原発のことを読んだり聞いたりしている中で、福島第一は、自分で一から考えたものでなく、GEで設計されたものを受け取って使っているという割合が大きかったというのがあり、いざという事態になった時に現場の知恵みたいのが機能しようがなかったというような意見があり、考えさせられた。(製本の時、自分がやったことしか本当にはわかんないな、と常々思っている。)
被曝ってどういうことなの、とか放射線って何、と知って行くことが大事だ。
と思う。そう、仙台のMさんに言った。
「それはそうだと思うけど、もし知って不安になるだけで判断や行動が鈍るようなことがあるなら知ったって無意味」というのが彼女の答え。
そうとうな勉強をして専門家級に理解をしないと無意味どころか、逆に自分の首をしめることになる。しかし、やっぱり私は知りたいんだな。そういう生半可さが業なんだろうな、私の。
そんな知りたがりのあなたに....。
こんな技術もあるそうですよ。高濃度放射性物質除去。
http://ameblo.jp/nihon-kaiyoukagaku/entry-10848018566.html
福島第一の1号機は1971年稼働なので、
本当に翻訳しつつ作ったみたいですね
当初、電圧も440vじゃないか というコメントもあった。
一部にはマグニチュード9.0にも
原発本体は耐えたのだから、設計は良かったという意見あり
(しかし、これはだめでしょうね)
政府と東京都は、豊洲にガスタービン発電所を作れという
意見あり、これは名案かも。
>宮下さん
いろんな技術があるんだね。「放射性物質が微粒子の鉛」って書いてあるけどどういうことなのかよくわからない。このRO膜って技術を使うとヨウ素131やセシウム137を除去できるというのは説明だとわかります。
サイエンスカフェ的に、のんびりと学ぶしかないね、素人は。
もしも「製本」を「原子力発電技術」と置き換えたとしたら(つまり、素人の立場じゃなくて専門家として現状に対処する立場に自分がたったら)、この場合、どういう構造でどういう接着材がいいのかとか、それぞれの専門の人に聞いて、同業者にも意見を聞いたりして、結論を出すだろうけど、製本は結局私個人が判断してやること。たくさんの人を動かして何か一つの方向の考えを推進するなんて、想像もできない。
どの方向に行くかの判断は難しいだろうな、と思う。
>ykomさん
そうですか。いろいろな情報があって、そうとうの整理能力がないと、全体の把握ができないですね。ってことで勝手なイメージで想像を膨らましてしまうわけで。こんな時、理知的に考えられる人って本当にすごい能力だと思います。
いつもそうなんだけど、いろんなことを決めるのに、膨大な商品カタログを前に、楽しみよりもプレッシャーを感じてしまってるところを想像しちゃいます。