すっかりブログをはなれて、はや2ヶ月?
8月は教室を休みにしてるので、旅行にも行った。腰の重い私にはめずらしく海外、モンペリエ(フランス)とバルセロナ(スペイン)。どちらの街も、知人宅にステイさせていただいたので、濃い体験だった。
で、夏はそれ以外は自分の身体実験。(まあ、他人から見たら、ダイエットってことですね。いろいろ理屈をこねたいけど。)
9月になって教室生活が元にもどって、我に返るというか、こんなことをしていたのを思い出した。
紙を糊で貼る時、どのくらいのびて、どのくらい縮む(つまり反る)の?という実験。マーメイド115キロを水で伸ばしきって1ミリ厚のチップボールに貼った時の反り、みてください。すごいでしょ。
来年末の個展が迫ってきてるのだが、作品をどう作っていくのか、というのが、結構楽しめる、課題だ。上のような「生活の中の楽しみ」(!紙を貼って反りを見ること、と、玄米をどういう水加減で炊くといいかとか、結構同じ楽しみ)を作品化していこうと思ってる。って、どうやって?とも思うけど、解りたいことを、解きほぐす過程に、作品への芽を見つけていこうとしている。自分にとっては、そういう実験をすることや、道具を考えて作ったりすることが「表現」なんだな、と感じてるから、それしかできないんだよね。
10年以上前の初個展の時は、内容も書いて製本もやって「本」を自分の表現とするような「作家」をもくろんでいたけど、それは自分にとって重すぎて1回だけでおしまいになった。今度は、もっと別のことになる。
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