2012年12月 1日|ブログ|個別ページ| コメント(0)
走ることに目覚めた11月。
行き15キロ走って、左足のすねの外側が痛くなったので、先生に質問。先生からは「それはまだ蹴ってるからだね」と簡単なアドバイス。
止まった状態で、いろいろに足を曲げてみて、どこに負荷がいくのか、どこが痛いかを感じて、どうしてそうなるのか、をシンプルに考えてみるのが必要と思った。専門家ではないからこそ、まず単純に身体を感じて見てみよう。たとえば、私は結構「まむし指」になってしまっていることが多い。
http://ameblo.jp/eni4/entry-11337245905.html
なぜまむし指がまずいか。うまく足指の先が着地できていたら、足指先、MP関節、かかと、で足のアーチが形成されて、着地の衝撃をバネのように受け止め、跳ね返る力を次の一歩の推進に使える。一方、まむし指で、アーチの一すみが崩れていると、そのままでは前に倒れてしまうので、倒れないように一生懸命どこかで踏ん張らねばならない。多分MP関節あたりのみで衝撃を受け止めて、アキレス腱やその先のふくらはぎがもろに伸ばされて、筋肉が痛められてしまう。私の場合は、加えて特に小指が効いてないから、膝の向きが外側に倒れていくようになり、それを支えようとして、すねの外側の筋肉が痛くなってる、と自分では考えられる。
製本作業で、カッターの持ち方などを考えた時の筋道の作り方と同じように考えていけば、身体をもっと上手に使える、と思った。自分なりの理解、理屈が必要なのだ。以下、カッターについて。
教室で、定規を使って、まっすぐ紙を切る時の、カッターナイフの使い方を教える。カッターの使い方をちゃんと習った記憶はなく、教室をやるようになってから必要を感じて、いろいろと考えるようになった。7月に多摩美の絵本研究会でやった講習の動画があるので見てください。ボール紙の切り方をやってる、3分半から5分くらいのところ。(多摩美えほ研のみなさん、動画ありがとう。半年経ってやっと紹介。自分の動画を見るのがちょっといやだったかも。すみません。でも今必要に迫られてみたら、結構わかりやすい。)
http://www.youtube.com/watch?v=Mq-Zzy9uP2o
いろいろ説明してるけど、人差し指がカッターの上ではなく、右脇に添えられているのが大事。人差し指がカッターの上にある人が多い。座って作業をすると、自然と鉛筆のようにカッターを持つ。すると人差し指が上にあるのが当たり前となるのだが、この人差し指がくせもの。定規に沿わせる、という意識よりも、刃先を紙に押さえつけて「切ろう」という意識が強くなる。結果刃先は紙に食い込んで、轍を作りながら進むみたいになり、コントロールが効かなくなる。さらに、ボール紙の場合、人差し指1本の力でカッターを引くことになり、1枚切っただけで腕を痛めてしまうこともある。指が右脇に添えられていれば、そもそも上から力を入れることができなくて、手全体を使って力を入れずに切れる。ボール紙の時は手と腕はほとんど動かさずと身体全体を後ろへ引くようにして切る。これらをちゃんと理解して説明できた時は、かなり嬉しかった。
昨日の教室時も、カッター使いの説明が「目からうろこ」と言われて、ちょっと書いてみた。下でも少し説明してます。
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