2014年9月10日|製本と教室|個別ページ| コメント(0)
月曜日、11月末からのマイコ・ミュラーさんの演奏会+私の個展のチラシ用の撮影をした。
タイトルも「クラヴサンとルリユール」に決定。
アメリカ行く直前に完成した、最新作のJacques Duphly の楽譜をチェンバロ(フランス語で言うとクラヴサン)に載せて撮ったり、 去年の個展のかげびょうしもこの機会に、楽器に載せてもらった。 やはり、実際使ってる状態って、さまになる。
展示で並んでるのとは、ひと味もふた味も違う。 アートと言っても「絵画」はそれだけで完結してる感じが強いので、どこにかけても「その絵」だが、 私の作品のようなものは、使われ方で全然違うものになる。 どのアングルで、どのように見るのが、一番美しい、というのがない、 ポータブルなもの。 その辺が自分の、アートなんだ、という思いを新たにする。
ちなみにこの作品は、芯材に布ベークライト板を用い、その色をそのまま生かした。レーザーカッターでこれを切り抜き、より大きい柄に切り抜いた山羊革でくるんだだけ、というとてもシンプルな構造。
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