この間は、素材の視覚的効果についてちょっと書いたけど、感触についても興味が非常にある。
(時々、感触について気づいたことも書いてみよう。)
少し前になるけど、日曜、息子の野球練習、グランドが濡れてて使えず、ランニングのトレーニングに差し替えになった。
野球少年たちと公園に集合していると、犬の散歩のおばちゃんが、犬がまとわってこまるとガマガエルを子供達の前にポイっと置いた。
多くのこども達、大人たちは、うえっっ!ってなって逃げ腰な中、好きな子供はつっついて、強い日射の砂のうえでこずきまわし始めた。ああ、このままではガマガエルは悲惨な運命をたどる、と思い、こども達を押し分けて、意を決して蛙を持ち上げた。そうして持ち上げてみると、触り心地がやわらかくて、かわいい!目や顔もなんともいえず、かわいい!さも触り慣れてるように裏の模様を子供達に見せるのもまた、いい感じ。とっても嬉しい驚きだった。
実は、両生類や爬虫類は、哺乳類よりもなんとなく好きなのだが、ガマガエルに触るのには抵抗がある。春の雨の日に、家の前に車道にでちゃってるガマガエルを車に轢かれないようにどかすときも板を使ったりしてた。
だがこのときは平気以上。やわらかくて気持ちいい感触だった。
自分は意外に自分で思っている人ではないかもしれない、そういう可能性を感じた。(よくもわるくも自分は自分で思ってるような人ではないんだろうけど。)
ガマガエルはちゃんと柵の向こう、池のそばの日陰に放した。池の方へ歩いていくガマを、結構ずっと見てるこども達も居て、それは嬉しいことだ。
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