2016年10月17日|ブログ|個別ページ| コメント(0)
先日、田原真人さんとzoomというアプリを使って、対談をした。
(YouTubeにアップされてて、上をクリックするとつながります。一時間ちょっとあるので、時間があるときに見ていただけるととても嬉しいです。)
田原さんは、予備校で教えていた物理をネットやオンラインで教えることからキャリアが変転して行って、今は、「自己組織化プロデューサー」とも名乗っている。
自己組織化とは、ウィキペディアによると
「自律的に秩序を持つ構造を作り出す現象のことである。自発的秩序形成とも言う。」
ということ。
生物の世界にもこのようなことがいろいろ見いだせる。(ウィキペディアでは、シマウマのシマシマ模様のことが例に上がっていた。)
学生の時、生物物理の分野で、粘菌を使って、自己組織化を研究していた田原さん。
変転を経て、現在は、人間同士のつながりのあり方も、理知的に考えて構成した組織によるのではなく、粘菌をモデルとして条件を整えていったら生き物のように自律的に育つ組織ができるのでは、という実践の実験を主にオンラインで続けている。田原さんのあり方を見聞きして、私も、facebookや、このzoomというウェブ会議のアプリを使って、人のつながり方の意識が変わり、社会も変わるという予感がする。
リアルではまだ一度だけしかお目にかかってないのですが、オンライン講座やブログについての書き込みあいで、何度もやりとりがあり、深い共感を感じている。
田原さんが近頃始めた、この「生きるためのX」シリーズ対談。安富歩さんの「生きるための論語」や「生きるための経済学」にインスパイアされたもの。
「対談しませんか」と声かけされた時、嬉しくて、待ってました!って思っちゃいました。
こんなことで良く生きてるな〜と思い、支えてくれる家族とか親とか生徒さんとかに感謝しつつも、一人で、まあ、淡々と活動してきたのだが、こんなふうな共感するようなことになるとは驚き、嬉しかった。力を得ています。
田原さんとは、全然違う分野のことをやっているのに、妙に共感する感じがとても楽しかった。
そして、なんだか、自分のまわりに広がる世界を広く感じている。
だれか一人に渡っていく何かを作る人だと思っていたけど、それだけでもない。
そして、田原さんのやっているfacebookの「反転授業グループ」には共感する人が随分居る。これはどういうことなのか。この対談シリーズ「生きるためのX」で、対談をしている人は、オンラインで知り合ってる人も多い。だからなのか、全部の話が「よくわかる」のである。これはあまり事情をわからない人が見てもわかるものなんだろうか?その辺も知りたい。
ああ、知りたいことがいっぱいだ。
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