2017年11月 9日|ブログ|個別ページ| コメント(0)
全てはよし、と思う。
小学生の時、「いい」先生に出会わなかったからこそ、美術の道に進めたのだし。
すべての、選択や、いやおうない対応、すべてを運命として受け入れて、生かす。
嫌な気持ちにならない。なったらなったでよく観察する。
観察 いいことばだね。
やまとことばでいうなら、 みる、は 見る、観る、視る、診る、看る、覧る、などなどに、書きわけるけど、その全部なんだ。
察 は、おもう おもいやる みる おもいやる みておもいやる みるおもう そんなにあらわしかたがない。すくない。
漢字が意味を分ける。わかりやすくなる。
しかし、本質は、みる、って音の中にある。 そのおんなじをおもう。おもいいたす。
見る、観る、視る、診る、看る、覧る、などなどの、本質は、みる、で、おなじ。
わけないで、「おもう」。
すくないやまとことばは、意味をつたえず、こころをつたえやる。おもいつたう。
こころ、とは、そのこころは? というときの、こころ。こころは、おなじ、こころ。
そのなかみは、とか、なかにはいってあることは、なかにはいっていることは、みたいなこと。
(こうして、ひらがなを書きつらねると、ほんと意味がわかりにくくなる。現場で声にするなら、きっとわかる?)
こんなことば、
わたしのおもう、
すくない、
やまとことばで、うたったら、
どやろ?
どない?
どないすん?
ヒッポのフランス語音源の中に聞こえる「ネグリジェ」は、ねぐれくとと同じようなことかな? ねぐろ、にぐろ 黒、拒絶、はおなじおこりかな?
説明は、わかりやすく。 整理して、分けて、分類する。
学者がそれをするから、世界が理解できる。 アーティストは、ちがう言葉のやくめをつかう。
つなぐ。わけない。だから、わからない。 かんじる。 わかんない。わかれない。すてきだ。
なんかいい。なんかい。難解、なんかいい。 わからないけど、そこにいる。
分ける人がいるから、つなげる人がいる。 分かると面白い。なんかすごく面白い。
重なって、かさねちゃって、もうなにがなんだかわからない。わからないところからうまれてくる。
わけないことば。 すくなくなったことば。
ひとつとある場所でおもうことが、べつのとこにいくと、いくつものことばでいいわけられる。いいわけ。いいわける。
イヌイットには、白を言ういくつものことばがある、と聞く。
それは、我らにとって発見だが、それが全部「白」だってことが彼らにとっても発見だろう。
多いか少ないかは、高低の違いではなく、ことなっている、という事実だけ。
それが双方にとって発見なのが、これからの方法なのではないかな。
構造主義ってそういうこと? とまって見たちがいをあげつらうのではなく、そのおこりや、いまここのしくみから、よくあじわう、ということ? やさしい日本語、大事。
だからあえて漢字でかかない。 みる、おもいやる。
観察。 (あ、漢字で書いた。やっぱりわかりたくなる。笑^_^)
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