日曜礼拝だから、静かな感じを想像してたけど、違った。
日本だったら地区会館といった感じの陸屋根の建物に入ると、奥の部屋ではぐるりと輪になって立ってる人達が歌をうたってすでに盛り上がってる。
私達は、祭壇の前にぎゅうぎゅうに並べられたプラスチックのスタッキング椅子に座って、開始を待った。
だんだん満席になって、立ってるひともいる感じで始まった。
ともかく歌って、踊る。たくましいシスター(かな?)が、低音のよく通る声で呼びかけると、参加者が「アーメン」とか「オー」みたいな感じで間髪を入れずいいリズムで合いの手を入れる。
そうこうしてると別のヴォーカリストの女性がリードを取って歌いだす。
リードを取るひとは3人くらい交代交代で歌う。
マチィアスも大きい声でシスターに応えて、ぐいぐい私をダンスの輪の真ん中に引っ張って行くので、一緒になって踊って歌って騒いだ。
2回くらい募金箱が回って、踊りながら募金する。終わって外に出ると12時になっていた。
4時間もそうしていたなんて思えないくらいあっという間で、楽しかった。
(ヒッポではSADA(Sing along dance along)っていって、みんなで普段から体をうごかしてダンスしたりゲームしたりしてるので、こういう時に、できるできないとか関係なく、すっと入れる習慣になってるのがありがたい。)
礼拝終わって、お昼に撮った写真。みんな着飾ってるのがわかる。一週間に一度の晴れの日なんだと思う。
布は、トーゴでデザインして、染めは中国やオランダだとのこと。大きい柄のものも多いので、裁って接いだ時に出る模様がとても面白い。市場に布屋さんがたくさんあって、仕立て屋さんも男性用、女性用、とたくさんあるようだった。みんなが「色」が好き、な感じがして、うれしくなる。私も「色」大好きだから。(自分は旅行中とはいえカジュアルでちょっと渋かったな。)
こういうセンスの人たちと、日本の着物を組み合わせたら、どんなことになるだろう?ってわくわくするよね。
このあと12月3日に、ジャパンフェスの着物ショーだったんだけど、私はすでにイギリスだったので、参加できなかったのがとても残念。
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