去年行った、トーゴのことを書いてみようと思う。
ヒッポの交流で、11月22日に成田を発ち、23日から12月1日まで、西アフリカのトーゴに滞在した。
今回に交流は「トーゴで着物ショーをやるんだけど一緒に行かない?」という木村智華子さん(ヒッポネーム:ちかどん)のお誘いから始まった。
それは、彼女が辻旺一郎さん(ヒッポネーム:おーちゃん)と話すうちに思いついたこと。
おーちゃんは、2015年に短期留学プログラムで、トーゴの職業訓練学校の仕事をした。帰国後、その時のことなどを含んだ、写真集「これがトーゴだ」を出版した。去年、大学4年生で、再びトーゴに留学中。今回は、間借りしたスタジオで写真館も始めた。そんな彼とスタイリストで、着物の着付けの先生でもあるちかどんの「日本の文化をトーゴで紹介したい!」「トーゴには今の日本で失われている大切なことが確かにあるよ」(これは、アフリカに惹かれる人に共通する思い、のようだ)が、着物ショーをメインとしたジャパンフェス、というアイデアになった。私のやってる手作り製本も、文化を紹介することの一つとしていいんじゃないか、というのだ。
ちかどんのお誘いに、二つ返事でokをした。ちょうど12月の初旬にイギリスで和本を教える講習をする予定があり、繋げて行っちゃえば少しはお得なのでは!と思ったのもあり。(日程が確定していくにつれ、本番のフェスの日は、すでにイギリスにいなければならないことが明らかになったのだが。)
おーちゃんは、折角だからとフェス以前に、大人に和本を教える講習と、学校で図書の時間に200人(100人×2回)の中高生に簡単なノート作りを教える講習、とをセッティングしてくれた。
そのことも書きたいし、今回の交流自体がいままでの出会いが結実するような、ご縁を感じる流れであったこととか、カメルーンからの合流組とのこととか、ジャパンフェスの準備のこととか、本当にいろいろのことがあり、終わらないくらいに書くことがあるのだが、まず書いてみるのは、1泊のみのホームステイの時のことだ。(そのことだけ書いても長文となってしまったので、細切れに、少しずつアップしてみることにした。)
トーゴには全部で9泊した。全部ホームステイと言えば言えるのだが、これから書く1泊以外は、おーちゃんのステイしてる何部屋も泊まれる部屋のあるお家や、元中国の大使だった方の豪邸のゲストルームで、みんなと一緒だし、どちらかというと「合宿」な感じだったのだ。
大人向けの和本講習を受けてくれた人の中で誰かokだったらお願いしよう、ということで、当日OKしてくれた、マティアスの家に行くことになった。
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