丁寧に仕事したら、なんでも楽しい。ような気がする。
ずいぶん前に「階段を登った方が楽しい、エスカレーターで行く人の気が知れない」って思ったのは、ほんの気づきの最初に過ぎなかった感じ。
掃除。クイックルみたいの無印の使っていたけど、壊れた。
新しいの買おうと思ったけど、普通に雑巾掛けしてみた。細かいところが見えるし、あああこここんなに埃溜まってたとか。
そして何よりも、しゃがむとか、しゃがんでがーっと走るとか、面白い。やっぱり体動かすのが好き。
現代人は、しゃがまなくなった、とか言われるけど、単に普通に雑巾掛けをすれば、いいだけじゃん。
早く終わらせて、もっと大事なことしよう!って上の空だから作業がつまらなくなって、いらいらする。
だけど、作業そのものを楽しむスタンスだったら「きれいになる、体うごかす、観察が楽しい」っていいことづくめ。
これって、ある種の瞑想につながる考えだよね。
うちの製本教室でも「はやく今やってるの終わらせて、次の作りたい」って焦る雰囲気はあんまりなくて、よくぞ粘り強く作りますねぇ、という方が多いのだけれど、やはり、作業そのものを楽しんでるんだろうな、と思う。
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