2020年7月17日|手で作る本|個別ページ| コメント(0)
花ぎれ部分です。
この図は、本当にしんどかった。
やり方の図ではなく、最後のイメージ図、がです。
『手で作る本』の図は、すべて原図を自分で描いています。
美大でデッサンやったのが、初めて役に立った、って思いました。「絵」は説明のためにある!っなーんて思って。(でも、プロフェッショナルなイラストレーターでは無いから「わかりやすさ」を狙いつつも「描きやすいポーズ」を選んでしまっているところも多いかな、と。作っている当時は、打倒「製本の楫」の武井武夫さん!って頑張りましたが、やっぱり武井さん、プロだわー、と思い知りました。)
描いた原図を、イラストレーターの飯島満さんにイラレで仕上げてもらいました。
で、原図に無い線は描けないということで、イメージ図なのにものかかわらず、全部詳細に描かねばならず、吐きそうでした。
(後で考えると、太い紐で、大きいモデルを作って、それをスケッチすれば良かった、と思いました。)
ま、何れにしても、15年後の今は、もはや図の絵を詳細に描く気力はありませんね。
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