2021年2月 3日|いろいろ|個別ページ| コメント(0)
逆転現象ですね。先に生まれた、っていう語源だと聞いたことがありますから。
参加してる、多言語の自然習得実験グループ、ヒッポファミリークラブ。ここでは「赤ちゃんになろう」が合言葉です。
自然習得がリアルにおこってる場を、観察して、まねてみます。中身を想像してまねます。(「先生はいない」も合言葉なのだけれど、強いて言うなら赤ちゃんが先生です。)
あ、でも、今書きたいのは、そのことじゃなくて、今度やる部活とか、ITとかのことです。若い人が先生。です。
今、社会は、ITの進化が日進月歩でなく、多分、秒進分歩。としをとるほど、それまで一生懸命身につけたものが邪魔して、新しいのが、すっと入らないです。
スペース的に入る余地が無い、というよりも、考え方が定まってるので、異物を入れにくいのでしょう。
としを重ねていけば、経験を積んでいるのだから、管理をする立場になり「責任」あるポジション、などになってくる、のは、少し前までの常識だったような気がします。
だが、今は、若ければ若いほど、先生、という状態が生まれてます。
こうなってくると、気楽ですよ。
としを取るほど、教われる。ああ、お年寄りだから、わからなくて当たり前だから、教えてあげましょう、って優しい若い人なら思ってます。だから、てらいなく教えてもらえます。もはや「責任」どころの話ではないです。
そして、このことは冒頭に書いたことにつながると思います。
若い方が、赤ちゃんの方が、生きてることの本質に近いです。
構築されすぎた社会に生きる私は、生きることの本質に近いところから学ぶことが必要です。
私だって、かつて一度は赤ちゃんで、一度は一つの細胞で、そこを経て、今に至ってます。生きてる限り、そのことは自分の中に残ってるはず、と思っています。
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