エクセルを使って、製本のプログラムを見直すのを続けています。
大学授業の準備ですが、今準備している学校は、助手さんがずいぶん手伝ってくれます。指示を出しさえすれば、作業を随分やってもらえます。主に問題なのは、ハードカバーの表紙に使うボール紙の準備です。
大きいボール紙を小分けにするのをやってもらい、小分けしたものを授業日までに学生に切ってきてもらう、というプランです。
というわけで久々に、動画とりました。これからも使おう、と思うので、公開しています。
L判のボール紙を10等分する(久々動画で冗長なのにチャプター(この呼び方もさっき検索して知った)もつけられてないので、見にくい。。。でもまずは公開。これからも必要に応じてアップするので、チャンネル登録をよろしくお願いします)
動画でちゃんやってもらえるようにするには、手順表と図が必要なことも、なんとなくわかってきていたので、動画とセットで、イラレで図を書いて送っています。
この後は、学生さん用の動画と図を作って、授業までに正確なサイズのボール紙を切ってきてもらいます。
それで、今日は、ちょっとしたことに気づきました。それは何かというと、イラレの図をプリントしてボール紙に貼って、その上からカッターで切り込んで、図の通りに切ってもらう、ということ。
やってる人はきっと居るだろうな、と思うのですが、自分としては画期的。
いきさつは、こうです。
エクセルが簡単に計算をやってくれるので、材料のサイズが数字で把握できるようになってきました。そうなると、イラレで図を描くときにも、その数字をそのまま使って原寸で描くと楽だな〜と思うようになりました。ごく当たり前のことですよね。誰かのイラレ作業見せてもらったときも、アートボードに関係なく無限のエリアを使って作業して、最終的に必要なアートボードに収めていました。
今回はA4(210×297ミリ)の100倍の面積、つまりだいたい2×3メートルのアートボードを設定することにしてみました。全紙(1メートル四方くらい)が何枚か描けます。これなら、何も考えずに原寸を入れて作業できます。
これを原寸でプリントすれば、そのまま使える、という流れです。
エクセルは計算を簡単にやってくれるし、イラレは、数値を入れれば、長方形を簡単に書いてくれます。
あとは、手切りでボール紙をきれいに切るテクニックを練習してもらいます。ここに関しては、今のところまだ小回りの効く機械がないので。(例えば、ブラザーのカッティングマシン、すごいのだけれど、1ミリ以上あるボール紙はまだ切れないです。)
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