2015/表紙の意匠と制作
198×300×8㎜(開いた状態)
個展「けはいのしくみ」のために作った、アルミアクリルノートホルダー。
楽譜を挟む表紙があるのであれば、本やノートを挟む表紙もいいかな、と作ったもの。
内側の布製の部分は薄い磁石が仕込んであり、ノートの表紙を挟んで保持できるようになっている。表紙はアクリル板2枚の間にアルミパンチングボードを挟んだ構造になっており、それぞれの間に和紙と押葉を挟んで装飾した。押葉はからむしの葉。からむしは苧麻やラミーともいい、布の原料となるイラクサ科の草。裏面が美しい。
タイトルは、できあがった表紙を見て思いついたこと。春、外でお酒を飲んで騒いでる感じと、からむしの名前とをかけてみた。