池袋コミュニティカレッジでの講座、今年度は今日が最後だった。(えーと、確か年間で4回やったことになるのでしょうか?)
今回は「もっと自由に!手で作る本と箱」に載せた、段ボールキューブの大の方。
それ自体が何なのかよくわからないもの(自分で言うのもなんですが・・・)な、せいなのか、受講者はごく少なかった。でも、かえっていろいろな意見を聞けたのでよかったと思う。
受講してくださったみなさん、ありがとうございました。
思い返せば、今年度の4回は、封筒の本、柔らか革ノート、布装レシピノート、そして段ボールキューブ。
日曜の単発の体験的講座。
こういう単発の講座をやるようになって多分10年くらいにはなるであろう。
新しいネタを考えるのは、それなりに楽しかったし、できあがって喜ばれればもちろんうれしい。限られた時間の中で、仕上げられるように下ごしらえをして、うまく組み立ててもらえるように、作業のもっていきかたやマニュアルの書き方や何かに工夫をし、ということも面白かった。
でも、もう次に行きたいな、と思う。
やりたいことと、やってもらいたいという外からの要求がうまくあってるかはわからないけど、もうすこし対話があるというか、「作らせる」や「作っていただく」ではない、ことができるはずだ。
で、『ワンテーマ製本相談室』みたいな講座ができたらいいな、と思った。
ワンテーマ、は、「カッターでボール紙を切る」とか「箔押しをやってみる」とか「革製本の装飾、モザイク」とか、「糊で紙を貼る」とか、「小口に金をつけてみる」とか、そんな
のを一応のテーマとして(私が今ちゃんとできる自信がないものも含めて)かかげておいて、実演したり、体験してもらったり、質問を受けたり、する。
これのテスト版というかプレ講座というのかは9月の予定。
で、その前に子供を専門に撮影されているカメラマン中村愛さんといっしょにやる「家族写真で作る温かなフォトブック」の講座があります。こちらは、5月6月7月が中村先生の撮影講座、8月9月が私の製本講座になっていて、別々に受講することもできる講座です。
どうぞよろしくお願いします!
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