ちょっと間が空きました。このウェブの、書き言葉や画像だけの世界に頭が疲れて、黙りました。(あ、今ちょっと読んでた本でからのアイデアでは、林とか森とか山とか草原でもいいけどそういうところに一人で行って、走り回ったり歩き回ったりしたい自分が居る、今、ですね。)
そうこうしているうちに、ヒッポのネイチャーキャンプの合宿に息子と二人で参加(8/1〜4)しました。そのことはまた別に書きますね。
おととい8/7日曜日は親族の法事のあと、ばーっと作って、締め切りギリギリでライブラリー展の搬入をしてきました。
ライブラリー展は、募集のちらしによると下記のように紹介されてる展覧会です。
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ブックアートと手づくり本の展覧会
THE LIBRARY 2016
2016年8月10日(水)〜8月21日(日)
TOKI Art Space
23年目を迎えるブックアートや手づくり本の公募展です。「本」のかたちをもとにした美術作品、絵やイラスト、写真、文章・ことばなどによる手づくりの本や、個人制作の印刷物、造本・装丁の作品も出品できます。毎年さまざまなジャンル、年齢、居住地の150名ほどが参加。会期中に行われるイヴェントや、参加者同士の交流も楽しみの一つです。
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というわけで、主催者の篠原誠司さんと作者本人が「本」と判断すれば、なんでもok、というかなりフリーな展覧会。ほとんどの作品を触ってみることができるのも楽しいです。
今回の私は、去年の12月の個展に出した、アルミアクリルノートホルダーに、さっと作ったメモ的なものを挟んでみました。
いろいろな経緯があって形になった「アルミアクリルノートホルダー」ですが、これを持ち歩きの容れ物として、何かを挟んで、どこかへ持って行って飾ってみる、というアイデアがあって、それをちょっとやってみようか、というものです。
持ち運び(折りたたみ)彫刻、というのはブルーノ・ムナーリもやっていて、私が以前に見たそれは金属製だったけど、モバイルならもっと軽いものだよね、折帖やミアンダーブック的に、畳んだら四角い本のような物体になるけど、ひろげると立体的な彫刻になる、そんなのがいいな、と思う。
(とともに、イタリアのドアノブの、がちゃりとした硬さとか、地下鉄のがっちゃんという力強い停車の仕方とか、つっかかってから勢いを持って開くドアをおもい、あのムナーリの移動彫刻のようなのもイタリア人にとっては十分モバイルなんだろうな、と思った。そして、紙を持ち運んで、床の間じゃなくてもいいけど、そんなところに置いてみる、そういうことをするのはやっぱりここら日本に住んでる人かな、と思った。)
といいつつ、展示はとりあえずたたんだ状態で置かれると思うのと、普通に折帖になってしまったので、それほど彫刻は感じない。興味のある人は是非見に行ってください。今回は約160点の参加数だそうです。
ちなみに、私のアルミアクリルノートホルダーは下の作品です。是非会場で触ってみてね。
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