8月9日から27日まで、はじめて中国に行った。(香港は一昨年行ったが。)
自分の製本講習と、ヒッポの上海合宿(これ自体も、上海でのホームステイと太湖大学堂での合宿を含む)をつなげたので期間が長くなった。
いろんな人に助けてもらったり関係が深まったり、複雑な展開だった。
北京で製本講習と展示を企画して、私を呼んでくれたのはEmily。去年教室に習いにきてくれた北京の在住の人。
上海合宿(アジア青年多言語合宿交流 in 上海)は、ヒッポの青少年(中、高、大学生)対象の企画だが、社会人も参加可。是非若い人に混じって、指導者とかじゃなく平なポジションで参加したいと前から思っていた。
日程を調整してこの二つの企画を繋ぐことにした。
そこに去年通訳してもらった安田さん、うちの妻や娘との家族旅行も前半にくっつけて繋げることになった。
また、この5月にうちの教室に習いに来てくれた Goki は偶然にも上海在住の人で、その時、勢いでヒッポ本部にも連れていった。そんな縁で、ビザ申請のための招聘状を書いてもらったり、 上海行ってから、案内してもらったり、もう本当にお世話になりまくった。
全体の印象は、 EmilyもGokiも上海でのホームステイのホスト家族のみなさんも、どうしてここまで、というくらい親切に面倒を見てくれる。そして、それを「ごく当然のことをしているまでです」という雰囲気でやってくれるので、もう身を任せて、安心して、こどものように受け取ってしまった。ご恩は返したいけど、もし返せなかったとしても、誰か他の人に自分がそういうふうにしていこう、と強く思う。
また、若者との合宿は、「超」楽しかった。ヒッポ内には「年齢や立場関係なく、平な関係で」という文化ができてるので、「大人だからなになにしなきゃ」っていうのが全くなく、二名良日さん監督のもとに、熱暑の中、竹でひたすら屋根を作り、ひたすらSADAで踊り、どうしたら中国の友達と仲良くなれるかをひたすら考え、中国語の音を楽しみ、カンフーをし、運動会をし、ひらすら本作りを(ちょっと)教え、つまりは、今と次の日くらいのことしか考えず、汗をかきまくった。
それはほんとに「夢の時間」だったな、と、今思う。
あまりにいろいろなので、数回にわけて、中国に行ったことを書こうと思う。
下の写真は、
⚫︎北京のエミリーのスタジオで、かがり。
⚫︎太湖大学堂で、簡単な和本を教える。
⚫︎ひと段落した、竹の屋根作り。
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